「若福かわら版」98号を掲載

名月・実りの秋!!

 名月の候。長月・神無月と、秋の深まりの中、風情を楽しむ季節となりました。
 ごきげんうるわしゅうございます。皆様に於かれましては、如何お過ごしでしょうか………、ご多忙の中にもほっとなさりたい時もございましょう! 因みに私は、かわら版の原稿を考えている時、いつも私の脳はタイムスリップ。夢見る夢子になっている時でしょうか………。遠い昔の事を描いております。そんな時が、自分らしく、ほっとひとときの時間です。
 令和に因み、想わせていただく事は、平安時代の貴族、後に学者でもあり政治家でもあった菅原道真公。道真公の有名な和歌、「東風吹かば にほひをこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな」がございますね。ここ亀戸天神の神様です。幼いときから優秀であった道真公。今では、全国海外からも受験生に限らず、大勢の方々がご参拝に訪れております。若い方々、海外の方々からは、パワースポットの有る神社とも言われ、皆さんいっぱい、ご利益を頂いているのではないでしょうか! 日が沈みますと、庭園の中に赤い欄干の太鼓橋。その奥を見上げますとスカイツリー。池の前には、白い漆喰の塀、若福からこぼれる灯り。ちょっとロマンチックになりそうな風景。


 そこで、皆様にクエスチョン?漢字で、「東風」「南風」「西風」とございますが、果たして何と読むでしょうか?ご自身の知恵袋で考えてみて下さい。答えは、若福にいらしてくださいませ。正解の方には……、それは秘密! 美味しいものを食べて、よく遊びよく学び、悔いの無い人生を送りましょう。

 イソップ物語の「アリとキリギリス」の寓話のように、夏の炎天の中にも、アリは冬を越すために沢山の食べ物を貯蔵し、来る日も来る日も、切磋琢磨頑張っておりました。それと反対に、キリギリスは木陰の涼しい場所でバイオリンを弾き、楽しんで過ごしておりました。やがて冬がやって来て、キリギリスには食べ物なく、アリのところに行きます。アリは、キリギリスに冷たい言葉を投げかけます。と……、物語は続きますが、このお話しは人間社会に向けてのメッセージですね。実にその通りで、若い時に切磋琢磨頑張られた方は、年を重ねた時に厳然と人生の答えが出ております。

 そこで私は、ある方と重なりました。約15年前にお知り合いになった方ですが、その方の通られた経験を伺いました。ご苦労された方なのに、ユーモアを交えてお話ししてくださいました。戦後間もなくのこと、都内の大学に通うため、往復5時間をかけて通学したそうです。遠距離でしたが、下宿するより通学の方が安かったと、おっしゃっておりました。辛いこともあったでしょうが、諦めない負けない心が、人生を開花させたのだと、聞き入る中に、そう思いました。

 努力は、形となって現れるものですね。自然の法則とでも申しましょうか、その方は常にどんな事に対しても感謝を忘れず、人を大切に自然も大切に、全てを見方に開かれたのだと思います。ご自身の書いた本からも情熱が伝わってきました。「どうにかなる」ではなく「どうにかする」、必死で考え抜けば必ず道は見つかるとありました。私の人生を振り返りますと、キリギリスかもしれません。でも、残りの人生を、どのように楽しむか。わくわくして来ました。未だ間に合う頑張ろう!

 渋沢栄一先生の名言にもありますよに、「四十・五十は、はなたれ小僧」「六十・七十は、働き盛り」「九十になって迎えが来たら」「百まで待てと追い返せ」。この名言で、皆様も元気を頂いたのではないでしょうか。ちょっと分かって八十歳ともいうのです。そうなると、人生これからという方が、どのくらいいらっしゃるでしょうか。楽しみが増えましたね。山あり谷ありも、人生のエッセンス!最後の最後まで、勉強ですね!もう年とっちゃってとマイナスの気持ちになったり、その時の都合に合わせて、若くなってみたり、爺ちゃん婆ちゃんになったりとなんと忙しいこと。チコちゃんに叱られますよ!常に心は青年で、身体は元気を目指し頑張りましょう!


 後は、梅ぇーとろろを食べて、腸の元気は若さの秘訣!若福の梅とろろを召し上がりにおかえりくださいませ。秋の食材も楽しみですよ!その昔江戸っ子は、走りもの食べて、健康長寿を願っておりました。是非、皆様も心の健康・身体の健康を目指してまいりましょう!今年は、片月見になりませんよう、十五夜・十三夜を秋の実りと味わうお酒は、五臓六腑に染み渡りますよ!


 「雨にも負けず 風にも負けず 雷にも負けず」若福へおかえりくださいませ。皆様のおかえりを心よりお待ち申し上げます。

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